今回は乗馬用エアバッグプロテクターのカートリッジボンベ交換方法について解説します。知っている方もいるかもしれませんが、安全のために改めて一緒に確認してみましょう!
先日、障害レッスン中に久しぶりに落馬したのですが、 乗馬用エアバッグ プロテクターをしていたおかげで無傷でした。レッスン中の不意の事故のためにも騎乗中は常に着用をおすすめしています。落馬やうっかりで一度膨らんでしまっても、カートリッジ ボンベを交換することで繰り返し使うことができます。
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カートリッジボンベ交換前に確認すること
ここからは交換方法について説明していきます。
まず交換前に確認して欲しいのはカートリッジボンベの種類です。お使いのエアバックプロテクターによってボンベの種類が異なります。
ご自分のエアバッグプロテクターに装着されていた空のカートリッジボンベのラベルを確認して下さい。 カートリッジボンベ以外にも、エアバッグプロテクターのカートリッジボンベ起動装置部分にも記載されています。
種類の確認が終わったら交換作業になります。
カートリッジボンベの交換方法
最初に空になったカートリッジボンベが外れていない場合は外して下さい。その際にキーボールが鞍側の伸縮ワイヤーについたままになっているので、忘れずに外しておきましょう。
キーボールはこちら
キーボールがあるのを確認したら交換作業を始めます。その際に付属のセッティングボルトと専用六角レンジの準備も忘れずにしましょう。
まず最初にキーボックス(起動装置)にセッティングボルトを差し込みます。差し込む際には手で回さず専用の六角レンジを使用して下さい。
徐々に締めていきキーボールの穴の中心が真ん中にくるように調整します。真ん中に調整したらキーボールを穴にセットします。
セットが完了したらセッティングボルトを外します。セッティングボルトを外し忘れると膨らまないので、必ず確認しましょう。
セッティングボルトを外したのを確認したら新しいカートリッジボンベを取り付けます。締め込みが緩いとネジの隙間からエアが漏れてしまうのでしっかり締め込みます。
交換が済んだらキーボックスカバーを閉じますが、その際にキーボールの先についているバックル(ストラップ)部分をキーボックスカバーの穴から外に出します。
以上で交換作業は終了になります。
まとめ
今回は乗馬用エアバッグのカートリッジボンベの交換作業についてまとめてみました。
安全のためにも普段のレッスンでの着用をおすすめしています。万が一落馬をしても大きな怪我の防止に繋がります。また注文してから発送まで時間がかかるので、予備のカートリッジボンベも常備しておくと便利です!