各級ごとに実際に持っている乗馬技能認定について個別のまとめになります。今回は夫が取得している障害3級についてどのくらいで取得したのかをまとめてみました。※乗馬技能認定審査基準変更前の障害3級(90㎝)についてになります。
こちらの記事は変更前の障害3級についてになります。
※2022年4月より乗馬技能認定審査基準が変更になります。
実際の練習やどんなところに注意したのかを紹介していきます。
どのくらいで合格したのか
障害練習のみで65鞍だったのですが、自分は約15年前に一度は馬に乗ってた時期があったので、まったくの障害未経験からではないです。
通算だと200~250鞍だったと思います。
年数は障害をやろうと決めてから障害練習のみずっと受けて1年くらいでした。
検定前には大会にも積極的に参加して60㎝、80㎝クラスの試合にも出て経験を積んでいました。
練習について
前回と一緒で試験を受ける馬は事前に決めてからレッスンを受けていました。ただし、配馬の都合上違う子でもレッスンを受けていました。
最初は単一障害を飛びながら徐々にライントレーニングをしていきました。
慣れてきてからはコンビネーション障害を取り入れつつ、踏み切りもこの時期から意識していました。
その後ミニコースを回ったりして経験を積みました。
障害を飛ぶ以外にもフラットワーク中にバランスも意識して練習をしていました。
注意したところ
障害を飛ぶときに下を見ない、障害へ向かい際には障害を見ながら向かう、最初のうちは直線を長く取るように意識して乗っていました。
慣れてきてからは障害間の歩数を考えたり、コースを頭で描きながら障害への入り方や飛んだあとのコース取りなどをイメージして飛んでいました。
あとは障害へ向かい始めた時点で馬の邪魔をしないように、事前に準備を終えてから、障害へ向かうように意識していました。
最後になりますが、エアバックなどの安全具の着用は必ずして下さい。自分も大会で落馬したことがありますが、着用していたお陰でほぼケガもなかったです。
経路について
障害数6~8個程度で、コンビネーション障害は含まなくてもよい。高さ90㎝程度の障害を2個以上設置するコースとなっており、基準Aにて採点。(3反抗失権)等になっています。
※2022年4月より乗馬技能認定審査基準が変更になり、以前は90㎝程度の高さでしたが、高さが10㎝低くなり障害数6~8個程度で、コンビネーション障害は含まなくてもよい。高さ80㎝程度の障害を3個以上設置するコースとなっており基準Aにて採点。(3反抗失権)等になっています。
コースは当日まではわからなかったので、検定前に試合と同じくコース下見をしました。
下見前にコースが張り出された際には頭の中で何度も実際に回っているイメージを描き、下見中はその時のことを思い出しながら実際のコースとイメージを照らし合わせていました。実際に大会へ出てる時もこれはいつもやっています。
筆記試験について
レッツエンジョイライディングより出題とJEF競技会規程より出題になっています。レッツエンジョイライディングより出題されるのは
- 馬の性質について
- 馬の動き方について等
JEF競技会規程より出題されるのは
- 障害飛越競技について
- 障害飛越の5段階について等
普段障害レッスンをしていればわかる問題だとは思います。
まとめ
障害3級についてまとめてみました。
最初は怖いかもしれませんが、馬と一緒に障害を飛ぶのはとても楽しいです。
馬のスピード感や飛越の爽快感は馬場とは違った魅力があります。
この記事をきっかけに障害に興味を持ったり、障害3級の検定の参考になればと思います。
今回は障害3級についてでしたが、次回は馬場2級についてまとめる予定です。
この記事を通して、ライセンス取得の成功を後押しできれば、幸いです。